日本平 MAZDA3

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日本平から三保の松原


日曜が荒天になるとのこと(1日中雨)と、次週は遠出するので、本日は近場の日本平にプチドライブ。

清水といえば、ちびまる子ちゃん三保の松原清水の次郎長親分、エスパルス、そして、久能山東照宮。その全てを眼下に収められるのが、この日本平

日本平の名前の由来は徳川家康に由来するものだと思っていましたが、wikiによると、大和武尊によるとのこと。近くに草薙の剣由来の草薙神社がある。

日本平頂上までの道は以前は観光有料道路だったらしく、綺麗に整備されており、現在も、久能山東照宮へのロープウェイでのアプローチや、ゴルフ場、日本平ホテル、動物園等、ちょっとした総合リゾート拠点となっている。そして、清水側から静岡側へ抜けるこの道路は短いながらもそれなりのワインディングを楽しめることもあり、休日平日関わらずバイカーやスポーツカーがいい音を慣らしながら、走っている。

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結構スポーツカーが来ている。景色もいいので、駐車場はいつも混んでいる。

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元愛車アクセラ。この車でもよくここでのんびりしていた。

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このアングルも好き。

 

私は現在、MAZDA3(BP 2.0MT)を乗っているが、この車の前はBMアクセラ1.5MTに乗っていた。

ここで1000kmすこし走行したので、対BMに対する、インプレをします。

(清水側から静岡側への日本平走行での比較。)

1.上り区間

 1.5と2.0の絶対的な差が出る上り区間は明らかに2.0に軍配があがる。

以下カタログSPEC

 BM 1.5 MT 車重1260kg 馬力111ps/6000rpm トルク14.7kgm/3500rpm

 BP 1.5 MT 車重1320kg 馬力111ps/6000rpm トルク14.9kgm/3500rpm

 BM 2.0 MT 車重1280kg 馬力155ps/6000rpm トルク20.0kgm/3500rpm

    BP 2.0 MT 車重1340kg 馬力156ps/6000rpm トルク20.3kgm/4000rpm

私の新旧比較で車重が80kg、BM:BP比較でも各20kg増ということもあるが、やはり、40PS以上も馬力が上がると明らかにその恩恵が増す。BMだと5速でもシフトダウンを促されるが、BPは5速でグイグイ登る。

2.下り区間

 これは個人差によるところが大きい。簡単に言うと。

BM;忍者のような軽やかな走り。ふわふわ感のスリリングな走り。

BP;安心感とどっしり感。踏めば踏むほど答えてくれ、破綻しない。ただちょい重。 

下りは特に好みが分かれると思う。私は基本的に軽い車がすきで、ちょっと危なっかしいのが、スポーツカーっぽさが出て面白いと思う方なので、BMの走りは好きだ。

よく、耳にする6速すべてを使ってガンガン責められるのが、この1.5MTのよいところ。ハンドルも軽く、フロントも2.0よりかるいので、クイクイ曲がる。少し気になるのがブレーキで、他の車も同じかわからないが、強く入力をかけるとハンドルが、右?に持っていかれるかんじがするのが、少し嫌なところ。

それに対し、BPは良くも悪くも少し色々ヘビー。フロントの重さ、ハンドルの重さ、タイヤの入力のゴロゴロ感。短所と捉えるのであれば、ハンドルが重いので、長時間ワインディングを走ると腕が疲れてくるし、重さのせい+タイヤのせいで、道路の悪さが直に聞こえてくる+ばたばたするため、パンクかと思ってしまうくらい。

長所と捉えるのであれば、明らかに安心感安定感が高く、コーナーでも、直進後のブレーキでも全く破綻しない。さらに体の振られ感も小さく、曲がる、止まるに不安感が少ない。また、タイヤのゴロゴロが聞こえやすい=そもそもの遮音が高いため、エンジン音がいいかんじで聞こえて、BMでは”走り屋”感が、BPでは”ツーリングカー”的な違いがでてくる。(ちょっと言いすぎかもしれないが)

ここまで書いていて、やはりBPのアキレスは18inchのタイヤとなっていることが明白になってきている。

ちなみに私のBMは16inch。BMは正直室内はうるさい。スタットレスに変えたとき音が静かになったこともあり、タイヤの影響もあるかもしれないが、バンプ等の入力はBPと同じでも、基本状態と入力との差がBMのほうが小さいのだと思う。BPだと基本が高いレベルのため、余計に気になってしまう。

BMが出たときマツダは”16inchが一番似合う車に仕立てた。16inchでかっこいい”と言い放ったが、結局18inchにして、格好、走行性能はいいけど乗り心地を捨ててしまい、しかも、2.0には18inchしか選択肢をなくしたのはいかがなものかと思う。

このあたりは開発陣も費用 対 性能 対 デザイン で色々悩んでいるんだろうなと思います。これがT社(のL車)なら両立も可能(その分高価)だけど、MAZDAでは断捨離が必要になってしまうのだと思う。

(採用トーションビームも個性の光る技術であるようだが、乗り心地が固くなっている要因となっている)

年次改良でサスの調整が入ったらしいし、走っていればサスもこなれてくるとは思うが、せめてコンフォートタイヤやタイヤサイズ選択(BM2.0は17inch)ができればよかったと思ってしまいます。たぶんいろいろなしがらみでなかなかできないんだろうけど。

(マツコネ然り、MCC50km/h問題然り、年次改良好きなマツダっぽいけど。。。)

某愛車動画見ると、タイヤのちがいで大きな差が出そうだから、少し考えてみますかね。。。

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伊豆から登る駿河湾越しの夜月。