八ヶ岳高原ラインと三分一湧水とW

バタバタのユーザー車検が終わり、また2年のバイクライフが可能になった、日曜日。

朝は寒いけど、最高気温予報は18℃。

W650でソロツーです。

中部横断道で北上。白根ICからR52、お決まりのコース”七里岩ライン”へ。

この道は中央道とほぼ並走しており、だらだら混んでいるR20をパスでき、見晴らしも良いコース。

諏訪湖や蓼科方面に行くのにも良いコースで、八ヶ岳の高原を感じられる良いツーリングラインとなっている。

今回は小淵沢で北上、八ヶ岳高原ラインへ。

このコースは、緩やかなつづら折れが続く、楽しいコースで、高原らしく、白樺や牧場を抜けるコースとなっている。

この日は平地では半袖でもいいような陽気だったが、この道は1000mを超える高地となるので、まだ道の脇には雪もあり、少し肌寒いくらいだった。途中の牧場の大駐車場も翌週からの営業再開ということもあり、走りに集中し、先を急ぐ形となった。

一度R141に出て再度、清里方面”北杜八ヶ岳公園線”で大泉方面へ。

この道は”八ヶ岳高原大橋”という大きな橋があり、まるで、北海道の三国峠のような景色を見ることができる。

そして本日のお目当ての温泉”甲斐大泉パノラマの湯”へ。

去年このあたりの温泉を探していたときに見つけて、そのときはコロナの影響で休業中だったため、リベンジ達成である。

泉質は珍しい、炭酸水素塩泉。スーパー銭湯で人気のサイダーの湯だ。入ると、体中に泡が付き、天然では珍しい。

視界が良ければ、パノラマの由来となる、富士山が露天から見えるようだが、この日は霞んで、見えなかった。ただ広い露天は好感を持てたが、塩素臭と、富士山が見えないと、ただテニスコートが見えるだけとなってしまうため、炭酸泉を目を閉じて楽しむのがいいと思う。

食堂でそばを食べ(もつ煮定食等のご飯物は日曜なし。)のんびりしたら、”湧水ライン”で三分一湧水”へ。

ここは、戦国時代、水争いをしていた3つの村を武田信玄が、堰を築き3等分させ、争いを収めたとのこと。この堰をメインに公園と資料館、お蕎麦屋さんなどがある。

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三分一湧水

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三分一の堰 綺麗に三等分されている

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八ヶ岳の湧水は冷たく透き通っている

資料館(無料)でじっくり見て回ったが、八ヶ岳周辺は湧水がたくさんあり、この周辺だけでも3,4箇所あるらしい。

このあたりはちょうど、富士山の水脈もあるようで、小淵沢の道の駅では富士山系の温泉だった。

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そばやの近くの桜

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遠く甲斐駒ヶ岳が見える

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空気もよくのんびり。

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ちょうどこのあたりは4/中が桜のみごろ。

帰りは再度”七里岩ライン”からR52、中部横断道へ。

中部横断道はまだ身延で途切れているので、早く全線つながってほしい。と思いながらの今年1番の中距離ツーリングでした。

 

走行距離;300km